《開催報告》とうほくNPOフォーラムin仙台2022

御礼・開催報告

とうほくNPOフォーラムin仙台2022

  • 日  時 2022年2月28日(火)13:00~18:00
  • 会  場 仙台国際センター・Zoomミーティングによるハイブリッド開催
  • 参加人数 151名(現地:70名 オンライン:81名)


御礼

この度は「とうほくNPOフォーラムin仙台2022」にご参加いただき誠にありがとうございました。本フォーラムは2018年度宮城県気仙沼市、2019年度岩手県陸前高田市、そして2021年にオンラインでの開催の続き4回目の開催となりました。2021年度は本来10月開催を予定しておりましたがコロナ禍の状況により時期を再検討し、会場を仙台国際センターとした現地・オンラインのハイブリッド開催とさせていただきました。不慣れなためご迷惑をおかけする場面もございましたが、NPOサポートリンクメンバー、登壇者のみなさま、ボランティアでお手伝い頂いたみなさまと共に一丸となって無事に開催する事が出来ました。
今後もみなさまからいただきました貴重なご意見やメッセージを励みに活動を継続できる様、努めたいと思います。

NPOサポートリンク参画メンバー一同

ご参加頂いた皆様からのメッセージ(参加者アンケートより)

  • 今回初めて参加しました。NPOと行政のつながりについて考える良い機会となり、感謝致します。ありがとうございました。
  • 貴重な時間をありがとうございました。とても面白かったです。ハイブリッドのため、東京からでも参加できありがたかったです。
  • 今回のフォーラムは「復興の突端」という題が付いていたので、ほぼ内陸地域の自分が参加してきちんと理解できるかどうか不安でしたが、これは3.11被災地のなかでも沿岸・内陸関係なく今後の活動の糧になるもので大変勉強になりました。特に私(達)の住まう宮城県利府町は依然NPOの中間支援システムがない地域であり、この機能やニーズに対して、どのように市民協働の仕組みをつくろうか考えたいです。
  • 充実した内容で勉強になりました。NPOの会合はフレンドリーな話し方なので、力まずに話しを聞くことができます。横のつながりが見えました。
  • もっと多様なセクターの方が集まるといいです。今は一社のスポンサー企業があっての運営と思いますが、もっと広がるともっと素晴らしいフォーラムになると思います。東北中のNPOが力を合わせて実現できるといいです。
  • 対面開催はやはり良い!紙資料を持ち帰れるのも久しぶりです。聞く側も会場にいる方が緊張感を持って聞いている。議論に対する真剣度にも差が出る。次回もぜひ対面開催でお願いします!

各セクションまとめ報告

オープニングセッション キーノートスピーチ
黒部市市長 武隈義一氏 地域を元気にする方法 NPOに期待する力

オープニングセッション アンケート調査結果報告
アンケートを基にNPOに期待する力を考える

元復興庁参事官、現富山県黒部市市長の武隈義一さんをお招きし、被災地での経験や現職の市長としての経験を基にした「地域を元気にする方法・NPOに期待する力」をテーマにお話しを頂きました。

オープニングセッション キーノートスピーチ


また、2022年4月にNPOサポートリンクが実施した「岩手、宮城、福島県沿岸地域のNPOの活動と課題・NPOが感じる地域の課題に関する調査」についての報告と意見交換にも引き続きご参加頂きました。

 

オープニングセッション アンケート報告

 

分科会 A
地域の「人財(人財)」は本当に不足しているのか?

少子高齢化が加速し人口減少の時代を迎えた日本社会。労働人口の減少という深刻な問題は、地域や組織において「人財(人財)不足」として現れ、もはや待ったなしの状況。しかし、視点を地域の外に向けたり活動の伝え方を変えるなど、意識的なアプローチの転換によって人財(人財)不足の課題を解決していく糸口が見つかるかもしれない。登壇者の実例を基に可決のヒントを探りました。

分科会A 地域の「人材(人財)」は本当に不足しているのか?

 

 

分科会 B
組織運営の課題を斬る! 組織基盤と財源確保

NPOを運営していく上で「財源」や「人」など組織の基盤にかかる課題感は尽きないものであり、日々試行錯誤しながら自組織にフィットする形を模索している。この分科会では、組織の「財源」にフォーカスし、東北で活動する団体の事例を基に、組織の人材育成やドナーとの関係性、外部支援の活用などの話題を交えながら財源の獲得方法や獲得に向けたプロセスに関して議論を進めました。

分科会B 組織運営の課題を斬る! 組織基盤と財源確保

 

 

分科会 C
ひとりでがんばらないための連携・協働の力

多様化・複雑化する地域課題に「NPOだけ」「コミュニティだけ」「行政だけ」ではもはや太刀打ちできない地域社会。セクターの垣根を越えたしなやかな連携に期待が集まる昨今、地域内資源としての「人」と「組織」が効果的にどう連携し、地域にどのような可能性を拓いていくのか。そして、そうした連携がNPOのかつどうにどんな価値をもたらすのか。連携の実用的方法論を基に活動の求心力を高める方法について議論を深めました。

分科会C ひとりでがんばらないための連携・協働の力

 

クロージングセッション
各分科会の報告を受けて本フォーラムの振り返り

クロージングセッションは、日本NPOセンター常務理事の田尻氏、武田薬品工業株式会社の吹田博史氏に御登壇いただき、各分科会報告とあわせて、フォーラム全体を通した振り返りを行いました。

クロージングセッション

 

 

 



主 催 者  NPOサポートリンク

(とうほくNPOフォーラムin仙台2022構成団体)
特定非営利活動法人 アットマークリアスNPOサポートセンター
特定非営利活動法人 おおふなと市民活動センター
特定非営利活動法人 陸前高田まちづくり協働センター
特定非営利活動法人 いわてNPOフォーラム21
特定非営利活動法人 いわて連携復興センター
一般社団法人 気仙沼まちづくり支援センター
特定非営利活動法人 ピースジャム(気仙沼まち大学運営協議会)
認定特定非営利活動法人 底上げ(気仙沼まち大学運営協議会)
特定非営利活動法人 いしのまきNPOセンター
一般社団法人 東北圏地域づくりコンソーシアム
特定非営利活動法人 せんだい・みやぎNPOセンター(多賀城市市民活動サポートセンター)
特定非営利活動法人 せんだい・みやぎNPOセンター
認定特定非営利活動法人 杜の伝言板ゆるる
一般社団法人 南相馬パブリックトラスト(南相馬市市民活動サポートセンター)
認定特定非営利活動法人 ふくしまNPOネットワークセンター
特定非営利活動法人 日本NPOセンター

(事務局)
特定非営利活動法人 アットマークリアスNPOサポートセンター
特定非営利活動法人 日本NPOセンター

後  援  内閣府、復興庁、岩手県、宮城県、福島県、仙台市

協  力  武田薬品工業株式会社

「タケダ・いのちとくらし再生プログラム」第2期では、復興にかかわるさまざまな社会的課題を解決していくために事業(自主・連携事業)を行っています。現在、自主・連携事業の一環として東日本大震災被災3県の沿岸NPO支援組織のネットワーク化を推進する事業(サポートリンク)を本プログラムの事務局を務める日本NPOセンターと特定非営利活動法人 アットマークリアスNPOサポートセンターが協働で実施しています。

おすすめの記事